フードバンクへの食料寄付が減少…行政が支援すべき?
生活困窮者を支えようとフードバンク団体に寄せられる食品の量が減少傾向にある。物価高による消費者の買い控えや、原材料費の高騰を受けた製造業者の食品ロス対策が背景にあるとみられる。
広島市安佐北区の社会福祉法人が運営する「あいあいねっと」は、月1回の食品配布会を10月限りで中止すると決めた。2021年に48トンあった食品の寄付が22、23年は40トンに。ことしは8月末までに15トンにとどまる。
川久保尭弘(たかひろ)理事(37)は「物価高により、食料の支援がないと生活がままならない人は増えている。行政が十分にケアできていない分野を担う団体を物心両面で支えてほしい」と呼びかける。
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